観てきた
自分が『観たい』と思って、1人で行くのは何年ぶりかわからないくらい久しぶりに観た
『トリコロール』以降、行ったかどうか覚えない
『観たい』と思ったんだけど、あらすじとか雑誌のレビューとか全く見ない
いつもそう
“タイトル”が私を呼ぶんです
え
バカ言うなって
いえいえ、真面目な話
本屋やCDショップで、全然しらない人の作品にスーッと手が伸びたりしませんか
あれと同じ
“タイトル”が私を呼ぶんです
“繋がり”がテーマ
だれも1人ではなく、しかし1人で生きていく
シンヤ(岡田准一)
鳴子・寿子(宮崎あおい2役)
雷太(伊藤淳史)
ジュピター(緒川たまき)
ゆうすけ(塚本高史)
みゃーこ(平山あや)
モーゼ(西田敏行)
リョウタロウ(三浦友和)
誰でもショボい面を持ちながら、それなりに生きている
日陰でも、小さくても咲いていられるのは、誰かがどこかで陽をさしてくれてるんだということ
昔『ミステリートレイン』を見に行って、時間的に同時上映だった『ニューシネマパラダイス』を先に見てしまい、ラストの感動をそのまま持ち帰りたくて『ミステリー…』は見ずに映画館を出たことがある
あの時も泣けたが、この『陰日向に咲く』は5倍泣ける
何シーン泣かされたかわからない
人は誰しも、棺桶まで持っていく秘密を1つは持っているもの
もし、その罪悪感に苛まれたときは、この映画を見れば少しは楽になるかも